若い人に顎関節症が多いのはなぜですか?

あなたの知り合いの若い方で顎を動かすと音がするって人多くないですか?

 

ご想像いたいただけると思いますが、通常、体の多くの関節の問題は年を取ってから悪くなっていくことが多いのです。よくお年寄りが膝が痛いとか腰が痛いとおっしゃっているイメージがあると思います。

 

ひざや腰が痛い関節痛がするといったことは、年を取って関節が弱くなってくると起こるものです。

 

顎関節症は、他の関節とちがい、若い人に起こりやすい病気です。

 

若い人の方が関節のダメージが多いとは考えにくいことや、親知らずが生えてくるころに顎関節症の発症時期が重なることなどから、ストレスや噛み合わせの異常など若いじきに起こる原因が顎関節に負担をかけていると考えられます。

 

若い方の方がストレスを感じやすい状況にあるのかもしれません。

 

また、顎関節症の症状は年齢とともに軽減されるため、日常生活に困らなくなることが多いのです。そのことも若い人に顎関節症の方が多いと統計上出てしまう原因かもしれません。ただ、顎関節の状態が改善されるわけではないため、潜在的な顎関節の問題を持っている方が非常に多いこともわかっております。

 

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